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純血・石垣牛かつ 木村

沖縄・那覇に店を構える石垣牛カツ専門店「純血・石垣牛かつ 木村」では、沖縄が誇る石垣牛の魅力と日本の食文化を融合させた逸品をご提供しております。

 

石垣島への郷土愛と伝統への敬意を大切にしながら、国内外のお客様に自信を持って極上の石垣牛カツ体験をお届けいたします。

石垣牛の歴史と文化

石垣牛は、日本最南端の八重山諸島・石垣島で育まれた黒毛和牛ブランドです。そのブランドが確立されたのは1990年代と歴史は新しいながらも、石垣島の豊かな自然環境と生産者の情熱によって高品質な和牛として急速に名を広めました。

石垣島は温暖な亜熱帯気候(平均気温24℃)に恵まれ、一年中太陽の下で牛がのびのびと放牧されます。

広大な牧草地とストレスの少ない環境の中、少数の畜産農家が一頭一頭丹念に飼育しており、そのおかげで石垣牛の肉質は驚くほど柔らかく風味豊かです。

生産頭数は年間1,000頭未満と極めて少なく、日本国内の数ある和牛ブランドの中でも希少な存在です。

その希少性ゆえ、生産された石垣牛の多くは地元沖縄県内で消費され、本土へ出回ることはほとんどありません。

厳しい基準のもと沖縄県内で一定期間肥育された牛だけが「石垣牛」を名乗ることが許されており、「石垣牛を味わうなら沖縄へ行くしかない」という特別感を生み出しています。

実際、石垣牛は2000年に沖縄で開催された九州・沖縄サミットの晩餐会で各国首脳に振る舞われ、その芳醇な味わいが世界に認められました。

この出来事をきっかけに石垣牛の名は全国に知れ渡り、以降「幻の和牛」「島の宝」として国内外の美食家たちを魅了し続けています。
 

石垣牛ステーキの断面。
柔らかな赤身肉にきめ細かな白いサシ(脂肪)が美しく入っており、これが石垣牛の高い品質を物語っています。

一口頬張れば、甘みのある脂が舌の上でとろけ、赤身の濃厚な旨味が広がります。その豊かな風味と口どけの良さは、石垣牛が和牛の中でも極上と称される所以です。
 

石垣牛は古くから子牛の生産地としても重要な役割を果たしてきました。実は石垣島で生まれた黒毛和牛の約8割は子牛のうちに本土へ出荷され、神戸牛や松阪牛など全国の高級和牛ブランドの素牛となっています。

言い換えれば、世界的に有名な神戸牛の原点の一つが石垣牛なのです。

こうした背景もあり、石垣島の人々にとって石垣牛は郷土の誇りであり、「石垣牛」というブランドには特別な愛着と誇りが込められています。自然への感謝と郷土愛をもって育てられた石垣牛は、まさに石垣島の文化と風土が生んだ宝物と言えるでしょう。

石垣牛カツの楽しみ方

当店の石垣牛カツは、石垣牛本来の美味しさを存分に味わっていただくために、中心部がレアの状態でサクッと揚げております。

提供時にはお客様ご自身で卓上の小さな鉄板でお好みの火加減に焼き上げていただくスタイルをとっており、一口ごとにお好みの焼き加減で石垣牛を味わうという贅沢な体験が可能です。

軽く炙る程度で肉のとろける食感とジューシーさを堪能するも良し、しっかり火を通して香ばしさを引き出すも良し。

石垣牛は高品質で新鮮なため刺身で食されるほど安心・安全で、レアで味わうことでその甘みのある脂と旨味をより強く感じていただけます。

お客様自身で焼き加減を調整するこのスタイルは、日本の食文化における「素材を活かす」精神を体感していただける演出でもあります。

熱々の鉄板の上で音を立てて焼ける石垣牛カツの香りとともに、ご自身のペースで最高の一切れを追求する——それが「純血・石垣牛かつ 木村」での忘れられない体験となるでしょう。

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ソースのこだわりと味わいの変化

石垣牛カツの美味しさを一層引き立てるために、当店では複数の特製ソースと薬味をご用意しております。

主役となる特製ソースは、南国のフルーツをふんだんに使ったベースに、にんにくと生姜を効かせた醤油風味の秘伝ダレです。

フルーティーな甘みと醤油のコク、そして香味野菜のアクセントが絶妙に調和し、レアに揚げた石垣牛カツとの相性も抜群です。

また、さっぱりとお召し上がりになりたい方には、沖縄ならではの柑橘であるシークワーサーやスダチを使用した自家製ポン酢をご用意。

爽やかな酸味が口の中をリセットし、石垣牛の旨味を引き立てます。さらに、岩塩と山葵(ワサビ)もお付けしております。

シンプルに塩で味わえば肉の甘みが際立ち、ツーンと香る山葵を少量載せれば後味にキレが生まれます。

これらソースや薬味を組み合わせることで、一皿の中で様々な味の変化をお楽しみいただけるのも当店の醍醐味です。

「まず一切れ目は塩で素材の味を、その次は特製ソースで濃厚に」といったように、お好みに合わせて石垣牛カツのポテンシャルを存分に引き出してください。

極上のご飯~オリジナルブレンド米へのこだわり

揚げたての石垣牛カツに寄り添う主食のご飯にも、当店は徹底的にこだわっております。炊きたてのご飯には当社独自に調合したオリジナルブレンド米を使用。

季節や石垣牛の部位に合わせて最適な品種・精米具合を選定し、配合比率を変えてブレンドしています。例えば、石垣牛の脂の甘みが強い時期には、それに負けない旨味をもつ品種を多めに配合し、逆に赤身のコクをじっくり味わっていただきたい時期には、さらりとした甘みの米を合わせてバランスを取る、といった工夫を凝らしています。

これにより、ご飯自体に豊かな香りと旨み、そして程よい粘りと粒立ちをもたせ、石垣牛カツとの相性を最高の状態に整えています。

熱々ふっくらと炊き上げたご飯は一口ごとに石垣牛の肉汁と絡み合い、日本人にとっての「主食以上の楽しみ」を演出します。

お米の持つ力で石垣牛の美味しさをさらに引き立て、最後の一粒までご満足いただけるよう心を込めて準備しております。


 

旨み溢れる具沢山味噌汁

食事の締めくくりや箸休めとして欠かせない味噌汁にも、沖縄と日本の伝統を融合させたこだわりが光ります。

具沢山の味噌汁は、島野菜を含む旬の野菜をたっぷりと入れて栄養豊富に仕上げました。出汁は料理の要であるとの考えから、鰹節、煮干し、北海道産昆布、干し椎茸といった複数の素材から丁寧にとっています。

これらを組み合わせることで、コク深く旨味の層が厚い出汁が完成します。味噌は無添加の良質なものを厳選し、出汁の風味を活かすよう控えめな加減で溶き入れています。

こうして出来上がった味噌汁は、動物性の石垣牛カツと絶妙な調和を見せる一杯です。

野菜の甘みと出汁の旨みが染み渡った汁はほっとする優しい味わいで、脂の乗った石垣牛カツを食べ進める合間に口をさっぱりと整えてくれます。

沖縄の家庭料理にも通じる具沢山味噌汁の温かみが、食卓に豊かな彩りと安堵感を添え、食事体験を完成させます。

店主・木村の想いと店のご案内

屋号に掲げた「純血」という言葉には、「誠実に純粋な石垣牛だけを提供したい」という店主・木村の強い想いが込められています。

 

石垣牛の素晴らしさを一人でも多くの方に知っていただきたいという情熱から、16年の歴史を持つ那覇の老舗焼肉店「疾風ホルモン久茂地本店」の昼の時間帯に間借りする形で当店をオープンいたしました。

 

毎週火~土曜日の12:00〜16:00のランチタイムのみ営業し、日曜・月曜は定休日とさせていただいております。限られた時間・空間だからこそ、一皿一皿に最大限の心配りと情熱を注いでおります。

 

那覇の中心地にひっそりと佇む当店ですが、扉を開けば石垣島の風土と情熱が息づく空間がお客様をお迎えいたします。店主・木村は「石垣牛カツを通じて石垣島の文化や恵みに触れてほしい」という信念のもと、素材選びから調理法、おもてなしの心に至るまで日々研鑽を重ねております。

 

お客様から「美味しい」「また沖縄に来たい」と言っていただけることが何よりの喜びであり、その言葉を胸にこれからも歩んで参ります。

石垣島の青い海と空、大地の恵みが育んだ石垣牛――その真髄を堪能できる「純血・石垣牛かつ 木村」で、特別なひとときをお過ごしください。

 

スタッフ一同、謙虚な心持ちでお客様をお迎えしつつ、自信を持って最高の石垣牛カツをご提供いたします。皆様のご来店を心よりお待ち申し上げております。

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​疾風ホルモン久茂地本店

住所

〒9000016

沖縄県那覇市久茂地2-6-2

久茂地ガーデンビル2F

098-864-0881

営業時間

17:00-1:00

​定休日/年中無休

​疾風ホルモン前島店

住所

〒900016

沖縄県那覇市前島3-7-6

098-866-7550

営業時間

17:00-1:00

​定休日/年中無休

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